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青汁に使われている"緑黄色野菜の王様"ケールのすごさとは?なぜ青汁に使用されるのかを徹底解説!
ケールは青汁の材料としてよく使用されています。
初めて青汁の材料として使用されて以来、60年以上が経ちました。
日々、青汁を生産している会社の努力により、改良が続けられ、様々な種類の青汁が開発されています。
しかし、いまだにケールが青汁の材料として使用され続けています。
なぜ今だに青汁の材料として使われているのか、その理由を解説していきます。
※青汁の歴史を詳しく知りたい方はこちらをご覧ください → クリック
1.豊富な栄養
なぜケールはずっと青汁の材料として使われているのか?それはケールがとてもバランスよく栄養素を含んでいるからです。
ケールは緑黄色野菜の王様といわれるくらい栄養素が豊富です。
ケールに含まれている主な栄養素を代表される野菜と比較して記載しました。
●マグネシウム:トマトの約4.9倍
●リン:キャベツの約1.7倍
●食物繊維:キャベツの約3倍
●β-カロテン:トマトの5倍
●ルテイン:ほうれん草の約2倍
●ビタミンC:みかんの約2.5倍
●ビタミンE:ニンジンの約5倍
●葉酸:にんじんの約4.3倍
●カルシウム:牛乳の約2倍
●鉄分:にんじんの約4倍
●ナイアシン:キャベツの約4.5倍
●パントテン酸:ほうれん草の約2.4倍
●カリウム:キャベツの約2.1倍
こうして見てもわかる通り、どの栄養素でも代表する野菜より多くの栄養素を含んでいます。
だからこそ、ケールは青汁の材料として使い続けられているのですね
では、具体的にケールを食べることによりどのような効果があるのか見ていきましょう。
2.ケールの効果
2-1.骨の健康維持
骨の主要成分であるカルシウムを多く含むケールは骨の健康を維持するのに適しています。
また、ケールにはビタミンKも含まれています。ビタミンKは、カルシウムを骨に沈着させて骨の形成を促す作用があるため、骨粗しょう症の予防にも最適です。
2-2.生活習慣病
ケールはその豊富な栄養素から生活習慣病にも効果があります。
「まずい、もう一杯!」のCMでおなじみのキューサイ株式会社は血圧、血糖値、脂質代謝に対する効果が有効であるという研究結果を発表しています。
現代の食生活は、食べ物が豊かで、特に塩分や糖分を摂りすぎる傾向にあります。
栄養バランスをしっかり意識して、ケールなどの栄養素が豊富な食物を摂ることで、生活習慣病への対策をしましょう。
2-3.便秘対策
ケールは特に不溶性の食物繊維を多く含みます。
不水溶性は、水に溶けずに腸内で水分を吸収して膨らみ便が大きくなることによって、腸を刺激してぜん動運動を活発にし便の排出を助けます。
2-4.むくみ対策
ナトリウムの濃度が高くなると、濃度を下げるために体に水分を貯めこみ、むくみが発生します。
カリウムは塩分の主成分であるナトリウムを排出する働きがあるため、ナトリウムと共に水分も排出されてむくみが解消されます。
カリウムは一定の濃度を保つため時間がたつと体から排出されます。そのため、定期的にとる必要があります。
2-5.アンチエイジング効果
ケールにはビタミンA・ビタミンC・ビタミンEが豊富に含まれています。
そのうちの一つ、ビタミンEは強い抗酸化力を持ってます。
体の酸化(老化)を防いでくれて、アンチエイジングの効果が抜群です。
ビタミンCにはお肌のハリを保つコラーゲンの生成に欠かせません。また、紫外線によるダメージからも肌を守ってくれます。
上のビタミンC・Eと合わせて、ビタミンAも一緒に摂ることで、それぞれのビタミンの効果をよりアップすることができます。
3つのビタミンを合わせてビタミンACE(エース)と呼ばれて注目されてるほど相性がいいのです。
抗酸化力と美肌効果で、体を若く保つことができます。
3.まとめ
ケールの栄養素・食べることの効果をまとめてみました。青汁の材料として使われていることも納得ですね。
この栄養豊富なケールを土台にして、各社が特徴を打ち出して、さまざまな青汁が生まれています。
ケールの青汁を飲むだけで、これだけのメリットを得られることはうれしいですね。
不足しがちなビタミンなどをケールでしっかり補いましょう!
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