そもそも青汁とは?青汁の歴史はここから始まった!!

野菜不足解消

1.青汁の始まり


青汁は緑葉食という考えの元、遠藤仁朗博士によって開発されました。
緑葉食とは、戦時中の食糧難の中、食料と栄養を確保する方法として身近にある菜っ葉(大根葉)などを使って作られた食物等のことです。

その開発中に、キャベツやブロッコリーの原種である「ケール」と出会います。

ケールは"緑黄色野菜の王様"といわれるぐらい栄養素が豊富です。
一般的な緑黄色野菜と比べてもビタミン類が非常に多く含まれており、β−カロテンを主体とするビタミンAのほか、B群、C、E、Kといったビタミンの豊富さは群をぬいています。
カルシウム、カリウム、マグネシウムなど多くのミネラルも含まれています。
特に注目したいのが、カルシウムの含有量。牛乳やヨーグルトなどの乳製品よりも多く含まれ、しかも吸収率も牛乳より高いのです。

青汁としてなにより最適なのが、一年を通して安定して栽培をすることができます。
青汁の目的、食料と栄養を同時に確保するにはうってつけの食材だったのです。

このケールを無農薬・有機野菜で栽培し、飲みやすくするためにジュース状にしたものが青汁の始まりです。
昭和29年にケールの青汁が開発されました。
ちなみに青汁という名前を考えたのは遠藤博士の奥様だそうです。("あおじる"ではなく"あおしる"と呼びます。)

しかしこの青汁は、なかなか全国的に広がりませんでした。
なぜなら、ケールは独特の苦味と青臭さで味にクセがあり、飲みやすいようにジュース状にしてもなかなか受け入れられなかったのです。

2.青汁の名を全国区にしたのはあの有名なCM!


そんな青汁の名が知られるようになったのは、1990年に放送されたキューサイの青汁のCMです。
出演した俳優、八名信夫さんの「まずい、もう1杯」というキャッチコピーが視聴者に絶大なインパクトを与えました。
そして何より、見事に当時の青汁を表現していましたw

このCM以降、青汁はまずいけど不足している野菜の栄養をしっかり摂れる飲み物として少しずつ受け入れらるようになりました。
青汁を製造している会社も改良を重ね、最近では栄養バランスもよくケールより飲みやすい大麦若葉が使用されていたり、ハチミツやフルーツを入れたりしてより飲みやすくなっています。
また、差別化を図るために特徴ある青汁を販売している会社も多くなりました。

3.まとめ


青汁は、実はかなり前から存在していたんですね。
現在では様々な種類の青汁があるので、その中から自分にあったものを選ぶのが大事になってきます。
当ホームページでもいろいろな青汁を紹介していきますので、ぜひ自分にあった青汁を見つけてみてください!

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